人格は隠せない
宮里藍
今や日本を代表するプロゴルファーですよね。
米国のツアーに参戦し、国内ツアーも寂しくなりましたが
凱旋帰国で久々に国内ツアーに参戦し、2週連続優勝はさすがです。
今日もツイる(^^♪
久々の国内ツアーへの参戦。
本来なら専属のキャディーが付くのですが
専属キャディーのミック・シーボーンさんが体調不良で帰国したため、
いっしょに回ることができない。
そこで急きょ大会本部が見つけてきた
小樽商大4年高橋皇太くんを起用し
キャディーにつけたのです。
専属キャディーがいないアクシデントを乗越え
日本女子プロゴルフ選手権で見事優勝。
ウィニングパットを決め
ガッツポーズを見せた時の瞬間最高視聴率は16・8%
女子ゴルフで久々の二桁の視聴率、宮里藍人気はスゴイ。
ウィニングボールをギャラリーに投げ入れるのですが、
宮里さんはギャラリーに投げ入れませんでした。
オカシイなぁとおもいながらテレビを見ていると
ともに闘ったキャディーの高橋くんに、
宮里さんがウィニングボールを直接そっと手渡していました。
高橋くんは驚いた様子でしたが、嬉しそうに受け取っていました。
一瞬の出来事でしたがその光景が、今でも思い起こされます。
宮里さんから高橋君への感謝の気持ちだったのでしょう。
日米で活躍する、日本ゴルフ界のスーパーヒロイン宮里藍さん。
周りからちやほやされるのは当たり前。
21歳の若者。
日本で注目されるスーパースター。
普通なら天狗になる。
しかし、人を見下すような態度は微塵も無い。
物おじしない、はっきり自分の意見を言える
というのが宮里藍さんの印象だが、自己主張が強いだけはない。
おごることなく、他人への思いやりを忘れません。
実は、宮里藍さんの父親、宮里優さんの「宮里流ゴルフ子育て法」に
次のような一文が書かれています。
「他人対する思いやりがなければ、人間同士の絆など結べるはずがない。
人間関係の貧しい人間は、心まで貧しくなってしまう。」
「愛される人間になるために人格を磨く」
藍さんは、父親の宮里優さんから、思いやれる人とは何か、人間の絆などういうものか
しっかり教わったのだとおもいます。
人としての教育がきちんと躾をされ、宮里藍さんは
あのようにキャディーへの感謝の気持ちをしっかりもっていたのです。
あの光景を見たとき、他人を思いやれる気持ちがきちんとあると感激しました。
人格は、自然と態度として表れるもの。
人格は隠せない。
有名になろうが、無名であろうが、普遍です。
どちらが優れているとかという比較ではなく、
まず、お互いが認め合うこと
感謝をすることが大事だとおもいます。
宮里藍さんのすがすがしさは
人格がしっかり構築できているからなのですね。
人として一流になれなければ、一流の仕事もできないのです。
きっと上手くいきます!
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