探求

伊敷豊

2007年12月17日 09:03



京都に全国、海外から注目されている学校があります。

「堀川高校」

「進学をするなら私学」の時代

公立の高校が敬遠されているのに

こんなに注目されるのか?

何とかなるさ~
もちろん堀川高校も低迷期がありました。

国公立大学の合格者が
6名という状況だったそうです。

しかし、現在は国公立大学合格者が100名台に。

なぜそうなったのか?

受験勉強に力をいれたから?

そうではありません。

どうしたのか?

それは単なる受験勉強ではなく
「知ることの喜び」を生徒に教えたからです。

「探求科」という特異な学科があって
探求の時間には、生徒は自由研究をするそうです。

探求は
「あるものを得ようとしてさがし求めること」

自由研究ですから
自分で任意にテーマを決めることができる。

で、それが何につながるのかというと

「知ることの喜び」を体験するわけです。

学ぶことの面白さを知ると
押し付けの勉強ではなくなる。

ある生徒は、研究を深めるために
研究設備の整った大学を目指すそうです。

興味→考える→知る喜び知る→将来何をしたい夢→そのために必要なもの(受験勉強)をする

おそらく、そういう体験をした生徒は
将来何かあっても打開する知恵がついているとおもいます。


考えることにも種類があります。

「深く考える」

「深く考える」ことはとても大切だとおもいます。

そして、とても大事なのは「考え続ける」こと



深く掘り、考え続けることで見えてくるのは
いろいろありますが

明らかになるのは

生きる意味


生きるそのものですから。

何事にも存在意義があります。
その意味を考えることに、自分の人生の意味、意義も明らかになってきます。





PAIKAJI」ブランドを立ち上げたジュネの吉田社長も
考える人です。

吉田夫妻

友人との出会いで、深く考えるようになったそうです。

奥さんによると「考え過ぎ」だとか。

考え過ぎはないと想います。

何事にも意味を考え
考え続けることで「PAIKAJI」は生まれたのだとおもいます。

「PAIKAJI」の背景には
吉田さんの深い哲学があるのです。


吉田さんをはじめ
気持ちいい仕事をしている人
人に影響を与えられる人は

深く考え、そして考え続けています。

考える先に
意義の発見があり
クリエイティブなものが出来るのだと想います。



ありがとう!
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