2012年01月17日
SoftBank白戸家
SoftBankの白戸家の家族シリーズ。
2007年放映以来、その展開が面白いですね。(笑)
2006年当時、、SoftBankのブラッド・ピット、キャメロン・ディアスが出るコマーシャルに勝手にダメ出しをだしていました。
「カッコよさ」から「家族」へシフトしたほうがいいと当時考えていました。
単に好き嫌いというのではなく
勝手にダメ出しをだして、自分なりに戦略をシュミレーションしていくと戦略構築の訓練にもなります。
SoftBankの白戸家シリーズは、
「シンガタ」クリエイティブディレクター佐々木宏氏が作り出したCM。
白戸家シリーズのお父さん犬には、びっくりしましたがシリーズはホントに面白い。
一部のネットでは、お父さん犬に悪意に満ちた解釈をして批判しているのも見受けられますが、
白戸家シリーズは最近のコマーシャルの中では注目され素晴らしい出来栄えだとおもいます。
いいね!


2007年6月「ホワイト家族24・予想外の家族偏」が放映され、
あるCM好感度調査でSoftBankが年間首位(2009年まで3年連続1位)に選ばれました。
最近は、白戸軒のラーメンまでだしているからも、どこまで広げていくのかコマーシャルの力を久々に実感した次第です。
佐々木氏は、SoftBankが携帯へ参入した時、ブラッド・ピット&キャメロン・ディアスのシリーズから、
白戸家シリーズの様な構想をもっていたのかもしれません。
SoftBankは2006年にボーダフォンを買収し携帯事業へ参入しました。
黒と白を基調にした店舗は都会的なイメージで、他のキャリアとの違いを打ち出しました。
ただ、SoftBankのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は斬新でしたが、総合的な戦略では弱い印象でした。
SoftBankが買収したボーダフォンは、PHS「ピッチ」と揶揄されるほど電波が弱く、
特に田舎では繋がらないというのが有名でした。
料金が他のキャリアより通話料金が安いというのが、せめての救いでした。
自分は、ノキアの機種が使えるというのが魅力で2007年にでソフトバンクへMNP・キャリア変更したのです。
その頃から、ソフトバンクの孫さんは、iphonを視野に入れていたのかもしれません。
因みにアップル社のiphonは、2007年リリースされました。
そのころのiphonは、米国内仕様で、SoftBankが販売したのは2008年からです。
2007年12月当時のシェアは、docomo50.48%、au28.07%、SoftBank16.73%でした。
docomoの圧倒的シェアに、2位auでさえかすんでいましたが、SoftBankは更に弱小キャリアという印象でした。
そこで、何を間違えたのか、SoftBankは携帯電話に参入した時に、黒と白を基調にした店舗と、ロゴマークで都会的なブランド戦略を打ち出しました。
ある意味、斬新で意欲的な取り組みでしたが、ロゴマークなどVIの完成度はいまいちで高くはなかったとおもいます。
コマーシャルも、都会的なイメージを出すために、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアスが出演しました。
確かに、他のキャリアにない、かっこいいコマーシャルではありましたが、プロモーションとしては弱いと感じていました。
コマーシャルも、訴求できなければ単なるマスターベーションにしかすぎません。
※広告代理店に遊ばれているCMのためのCMが多い。
2006年当時、知り合いにSoftBank関係者がいましたので、
「SoftBankのコマーシャルはカッコいいけど、ユーザー獲得への訴求にはつながらない」と指摘していました。
「家族をテーマにしたコマーシャルを訴求した方がいいよ」と、アドバイスすると理由を聞くので
なぜ「家族をテーマにするのか」理由を説明しました。
携帯電話は、もちろん個人個人の端末機器ではあるけど、携帯は、確実に家族間でかけて使います。
おじいちゃん、おばあちゃんから小学生の孫まで使う、
お茶の間家電の中のお茶の間家電です。
携帯は、家族間で使うので、家族割などは普通にあります。
ならば、そのような家族を訴求するようなコマーシャルを流せば、家族をイメージする携帯電話ということが訴求できます。
日常で使うお茶の間家電の携帯電話に、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアスが出るコマーシャルを流しても、
「なに?」という風になるのです。
茶の間に、映画スターが登場しても、場違いです。
店舗も、コマーシャルもカッコよさを強調していました。
若い人には訴求したかもしれませんが、それではシェアを伸ばすことはできません。
2006年SoftBankがスタートした時は、携帯の本質を理解していない、
市場を踏まえていないプロモーション、店舗展開になっていたわけです。
「カッコよさ」から「家族」へシフトしたほうがいいとプロモーション戦略上ベストだと判断したのです。
「カッコよさ」は、個人にアピールできますが、「家族」にすることで、
家族単位でオセロ現象を起こすことができると考えたわけです。
個人で、周りをキャリアをひっくり返すのは至難の業ですが
家族単位で周りのキャリアをひっくり返すのは、個人より難しくはありません。
コマーシャルでも「家族」をイメージを醸成することができれば、
キャリアを選択するときに、SoftBankを選択する確率が増えてきます。
確かに携帯電話購入の決定権は、家族でも10代、20代の子供とも言われていましたが、
主婦が強い権限をもっています。
スマートホンの活用も、スマホが出始めた頃は主婦も反応が鈍かったのですが
ブログ、facebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービ)などのコミュニケーションサイトを利用しており、携帯電話購入に関して大きな決定権があります。
家族割などがあるので、決定権がある人がキャリアを決めれば、
その家族は同じキャリアを使うことになります。
原理は、オセロといっしょです。
その家族だけなく、連絡を取り合う親類、友人知人まで影響を及ぼします。
オセロのように、キャリアが変わっていくのです。
キャリアにとって、集団移動するので、これほど怖いことはありません。
「カッコよさ」から「家族」へシフトし、オセロのように、周りをひっくり返すのです。
決定権を持つ主婦などに、SoftBankは身近な存在だと認識させることができなければ
SoftBankの取柄であった料金の安さも主婦へアピールする材料になります。
家族のイメージをコマーシャルで振り向かせ、料金の安さで引き付ける戦略です。
2006年当時そのように説明すると知り合いにSoftBank関係者は「へぇ~」と言っていましたが、
翌年、家族をテーマにした白戸家シリーズがスタートしたので、奇遇でした。
白戸家シリーズは、人気コマーシャルとなり、SoftBankのイメージを「カッコよさ」から「家族」へシフトすることができました。
白戸家シリーズでSoftBankはお茶の間家電の携帯電話となったのです。
白戸家シリーズ放映からシェアが徐々に上がり始め、iphoneが加速させました。
昨年2011年12月時点のシェアは、docomo46.67%、au 26.85%、SoftBank 21.79%。
オセロ現象が起きていますね。
コマーシャルも、ただ漠然としてみるのではなく、勝手に「ダメ出し」して自分なりに勝手に戦略を考えると面白いですよ。
いいね!

あるCM好感度調査でSoftBankが年間首位(2009年まで3年連続1位)に選ばれました。
最近は、白戸軒のラーメンまでだしているからも、どこまで広げていくのかコマーシャルの力を久々に実感した次第です。
佐々木氏は、SoftBankが携帯へ参入した時、ブラッド・ピット&キャメロン・ディアスのシリーズから、
白戸家シリーズの様な構想をもっていたのかもしれません。
SoftBankは2006年にボーダフォンを買収し携帯事業へ参入しました。
黒と白を基調にした店舗は都会的なイメージで、他のキャリアとの違いを打ち出しました。
ただ、SoftBankのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は斬新でしたが、総合的な戦略では弱い印象でした。
SoftBankが買収したボーダフォンは、PHS「ピッチ」と揶揄されるほど電波が弱く、
特に田舎では繋がらないというのが有名でした。
料金が他のキャリアより通話料金が安いというのが、せめての救いでした。
自分は、ノキアの機種が使えるというのが魅力で2007年にでソフトバンクへMNP・キャリア変更したのです。
その頃から、ソフトバンクの孫さんは、iphonを視野に入れていたのかもしれません。
因みにアップル社のiphonは、2007年リリースされました。
そのころのiphonは、米国内仕様で、SoftBankが販売したのは2008年からです。
2007年12月当時のシェアは、docomo50.48%、au28.07%、SoftBank16.73%でした。
docomoの圧倒的シェアに、2位auでさえかすんでいましたが、SoftBankは更に弱小キャリアという印象でした。
そこで、何を間違えたのか、SoftBankは携帯電話に参入した時に、黒と白を基調にした店舗と、ロゴマークで都会的なブランド戦略を打ち出しました。
ある意味、斬新で意欲的な取り組みでしたが、ロゴマークなどVIの完成度はいまいちで高くはなかったとおもいます。
コマーシャルも、都会的なイメージを出すために、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアスが出演しました。
確かに、他のキャリアにない、かっこいいコマーシャルではありましたが、プロモーションとしては弱いと感じていました。
コマーシャルも、訴求できなければ単なるマスターベーションにしかすぎません。
※広告代理店に遊ばれているCMのためのCMが多い。
2006年当時、知り合いにSoftBank関係者がいましたので、
「SoftBankのコマーシャルはカッコいいけど、ユーザー獲得への訴求にはつながらない」と指摘していました。
「家族をテーマにしたコマーシャルを訴求した方がいいよ」と、アドバイスすると理由を聞くので
なぜ「家族をテーマにするのか」理由を説明しました。
携帯電話は、もちろん個人個人の端末機器ではあるけど、携帯は、確実に家族間でかけて使います。
おじいちゃん、おばあちゃんから小学生の孫まで使う、
お茶の間家電の中のお茶の間家電です。
携帯は、家族間で使うので、家族割などは普通にあります。
ならば、そのような家族を訴求するようなコマーシャルを流せば、家族をイメージする携帯電話ということが訴求できます。
日常で使うお茶の間家電の携帯電話に、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアスが出るコマーシャルを流しても、
「なに?」という風になるのです。
茶の間に、映画スターが登場しても、場違いです。
店舗も、コマーシャルもカッコよさを強調していました。
若い人には訴求したかもしれませんが、それではシェアを伸ばすことはできません。
2006年SoftBankがスタートした時は、携帯の本質を理解していない、
市場を踏まえていないプロモーション、店舗展開になっていたわけです。
「カッコよさ」から「家族」へシフトしたほうがいいとプロモーション戦略上ベストだと判断したのです。
「カッコよさ」は、個人にアピールできますが、「家族」にすることで、
家族単位でオセロ現象を起こすことができると考えたわけです。
個人で、周りをキャリアをひっくり返すのは至難の業ですが
家族単位で周りのキャリアをひっくり返すのは、個人より難しくはありません。
コマーシャルでも「家族」をイメージを醸成することができれば、
キャリアを選択するときに、SoftBankを選択する確率が増えてきます。
確かに携帯電話購入の決定権は、家族でも10代、20代の子供とも言われていましたが、
主婦が強い権限をもっています。
スマートホンの活用も、スマホが出始めた頃は主婦も反応が鈍かったのですが
ブログ、facebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービ)などのコミュニケーションサイトを利用しており、携帯電話購入に関して大きな決定権があります。
家族割などがあるので、決定権がある人がキャリアを決めれば、
その家族は同じキャリアを使うことになります。
原理は、オセロといっしょです。
その家族だけなく、連絡を取り合う親類、友人知人まで影響を及ぼします。
オセロのように、キャリアが変わっていくのです。
キャリアにとって、集団移動するので、これほど怖いことはありません。
「カッコよさ」から「家族」へシフトし、オセロのように、周りをひっくり返すのです。
決定権を持つ主婦などに、SoftBankは身近な存在だと認識させることができなければ
SoftBankの取柄であった料金の安さも主婦へアピールする材料になります。
家族のイメージをコマーシャルで振り向かせ、料金の安さで引き付ける戦略です。
2006年当時そのように説明すると知り合いにSoftBank関係者は「へぇ~」と言っていましたが、
翌年、家族をテーマにした白戸家シリーズがスタートしたので、奇遇でした。
白戸家シリーズは、人気コマーシャルとなり、SoftBankのイメージを「カッコよさ」から「家族」へシフトすることができました。
白戸家シリーズでSoftBankはお茶の間家電の携帯電話となったのです。
白戸家シリーズ放映からシェアが徐々に上がり始め、iphoneが加速させました。
昨年2011年12月時点のシェアは、docomo46.67%、au 26.85%、SoftBank 21.79%。
オセロ現象が起きていますね。
コマーシャルも、ただ漠然としてみるのではなく、勝手に「ダメ出し」して自分なりに勝手に戦略を考えると面白いですよ。
いいね!


Posted by 伊敷豊 at 12:04│Comments(1)
│オンリーワンマーケティング
この記事へのコメント
いいね!(・∀・)
Posted by MP琉球 宮里
at 2012年01月24日 22:32

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