2012年07月26日
覚悟は自分を俯瞰する
「覚悟」「逃げ癖」を指摘するのは簡単ですが、「自分(私自身)の覚悟はどうなのか?」ですよね。
30代サラリーマン時代に、あるメーカーS社に在籍していました。
部署は、開発部。
その時の自分の「覚悟」した話です。
いいね!


開発部では、商品開発、販売促進などがメインな仕事です。
私が入社した頃にS社は工場を移転。
最新設備を揃えた新工場を南部に建設(10億円規模)しました。
県内市場は飽和状態でしたので
フルライン設備が3ラインもある最新設備を揃えた新工場は誰が見ても過剰設備であることは確か。
新工場を担当した製造部幹部は自慢げでしたが、
「設備メーカーに丸め込まれたなぁ。どう維持するのか」と惨憺たる気持ちになったことを覚えています。
1ライン数億円もするフルライン設備が3ラインもある。
県内市場だけでは、間違いなく、稼働率は下がります。
過剰設備なので、稼働率が低ければ原価償却もできないし、結果的に経営に負担が掛かってくる。
そこで、私が打ち出したのは県外への販路開拓です。
県外へ移出するためのロングライフ商品を作りました。
私は開発部なので、県外向け商品を開発すれば良いわけですが、肝心の県外営業を担う営業部の反応が鈍い。
社内会議で営業部へ再三、県外向け営業の強化をお願いしたのですが、なしの礫(つぶて)。
当時、県外向けだけで1億円の売上をしていたので、営業部からすれば、「1億円も売っているのから、それでいいだろう」という認識があったのだとおもいます。
業を煮やした私は、県外営業戦略案を企画し、トップと直談判したのです。
それまでの県外営業は、年に一回、二回あいさつ回りをする程度で、卸会社頼りでした。
楽な営業です。
私の考えたプランは、全国を数ブロックにわけて営業担当者を置き、毎月直接営業に行くというものです。
10年以上前の当時は、直接県外営業に行くメーカーは少なかった。
会議で、県外営業戦略案を提案してからの反発は物凄いものがありました。
営業部だけでなく、製造部など開発部をのぞく全部署を敵に回したのです。
完全なアウェー状態でした。
まぁ、非難ごうごうでしたが、ひるまない、メゲナイのが私の真骨頂。
「覚悟」ですよね。
営業部がやらないのであれば、自分が県外営業をする覚悟はできていました。
覚悟し過ぎて、会議で、当時の営業部長に「あなたは仕事ができないだろう」と言い放ってしまったのです。
※少しは反省はしていますが(笑)
もちろん、その営業部長はカンカン。
ついには、その営業部長が音頭をとって、私を「伊敷をクビにする会議」を開くまでに。
まぁ、私を「伊敷をクビにする会議」する暇があったら、一個でも商品を売ってこいと言いたかったのですが、クビは覚悟しました。
また、仕事が出来ない人間に、「仕事が出来ないね」というと根に持たれることを実感した次第です。(笑)
いろいろあり、やめざろう得ない状況になり、結果的に会社を晴れてクビになりました。(笑)
当時の営業部長の執念にはうんざりしましたが。
※だから仕事が出来ないのにエラそうにする人間は生理的に合いません。
面白いのは、その後です。
S社は新工場建設に伴う過剰設備がたたり、稼働率も20~30%と低く、経営にシワ寄せが来たのです。
資金繰りも苦しくなりリストラもどんどんやらないとけなくなる。
稼働率を上げるには、売上を上げないといけない。
県内市場は飽和しているので県外へ売るしかない。
そこで、やったのが、私が残した県外営業戦略の実施です。
S社は毎月、営業部隊を県外へ営業を行かせたのです。
県外営業戦略は、わたしの読み通り、売上も順調に伸び、現在は5億円まで伸びています。
県外の売上は全体売上の7%くらいしかなかったですが、現在は25%までに。
県外営業戦略が陽の目をみたので、立案した私としては、企画者冥利というところでしょうか。
クビになったS社幹部から「伊敷さん、今後も色々協力してください」と言われました。(笑)
会社をクビになった時は、経済的、精神的にも苦しかったのですが
「覚悟をする」ことの大切さを実体験として学ぶことができました。
覚悟すると自分を俯瞰してみれるようになります。
会社をクビになれば個人的恨みをもっても不思議はないのですが
自分を俯瞰してみれるようになると、個人的恨みもみみっちぃことと映ります。
クビになった数年後、S社の経営が苦しいと聞き、S社と取引が中断している知合いの卸会社B社との仲介をしました。
ようするに、私が間に入って手打ちをしたわけです。
S社も、卸会社B社も数千万円の売上が確保できる、双方にとって悪くない話です。
もちろん私はノーギャラです。
卸会社B社社長から「伊敷は、マゾなのか?」と揶揄されました。(笑)
自分は、マゾというより、どちらかというとサド。
身を捨てる覚悟が出来たことで、自分を客観的にみれ、個人的恨みもけち臭く見えます。
しみったれた個人的恨みを抱えてもっていても、何の得にもなりません。
私の様に「クビになる覚悟を持て!」までは強要はしませんが、
身を捨てて、覚悟することで、客観的に自分の姿が観えてきます。
いいね!

私が入社した頃にS社は工場を移転。
最新設備を揃えた新工場を南部に建設(10億円規模)しました。
県内市場は飽和状態でしたので
フルライン設備が3ラインもある最新設備を揃えた新工場は誰が見ても過剰設備であることは確か。
新工場を担当した製造部幹部は自慢げでしたが、
「設備メーカーに丸め込まれたなぁ。どう維持するのか」と惨憺たる気持ちになったことを覚えています。
1ライン数億円もするフルライン設備が3ラインもある。
県内市場だけでは、間違いなく、稼働率は下がります。
過剰設備なので、稼働率が低ければ原価償却もできないし、結果的に経営に負担が掛かってくる。
そこで、私が打ち出したのは県外への販路開拓です。
県外へ移出するためのロングライフ商品を作りました。
私は開発部なので、県外向け商品を開発すれば良いわけですが、肝心の県外営業を担う営業部の反応が鈍い。
社内会議で営業部へ再三、県外向け営業の強化をお願いしたのですが、なしの礫(つぶて)。
当時、県外向けだけで1億円の売上をしていたので、営業部からすれば、「1億円も売っているのから、それでいいだろう」という認識があったのだとおもいます。
業を煮やした私は、県外営業戦略案を企画し、トップと直談判したのです。
それまでの県外営業は、年に一回、二回あいさつ回りをする程度で、卸会社頼りでした。
楽な営業です。
私の考えたプランは、全国を数ブロックにわけて営業担当者を置き、毎月直接営業に行くというものです。
10年以上前の当時は、直接県外営業に行くメーカーは少なかった。
会議で、県外営業戦略案を提案してからの反発は物凄いものがありました。
営業部だけでなく、製造部など開発部をのぞく全部署を敵に回したのです。
完全なアウェー状態でした。
まぁ、非難ごうごうでしたが、ひるまない、メゲナイのが私の真骨頂。
「覚悟」ですよね。
営業部がやらないのであれば、自分が県外営業をする覚悟はできていました。
覚悟し過ぎて、会議で、当時の営業部長に「あなたは仕事ができないだろう」と言い放ってしまったのです。
※少しは反省はしていますが(笑)
もちろん、その営業部長はカンカン。
ついには、その営業部長が音頭をとって、私を「伊敷をクビにする会議」を開くまでに。
まぁ、私を「伊敷をクビにする会議」する暇があったら、一個でも商品を売ってこいと言いたかったのですが、クビは覚悟しました。
また、仕事が出来ない人間に、「仕事が出来ないね」というと根に持たれることを実感した次第です。(笑)
いろいろあり、やめざろう得ない状況になり、結果的に会社を晴れてクビになりました。(笑)
当時の営業部長の執念にはうんざりしましたが。
※だから仕事が出来ないのにエラそうにする人間は生理的に合いません。
面白いのは、その後です。
S社は新工場建設に伴う過剰設備がたたり、稼働率も20~30%と低く、経営にシワ寄せが来たのです。
資金繰りも苦しくなりリストラもどんどんやらないとけなくなる。
稼働率を上げるには、売上を上げないといけない。
県内市場は飽和しているので県外へ売るしかない。
そこで、やったのが、私が残した県外営業戦略の実施です。
S社は毎月、営業部隊を県外へ営業を行かせたのです。
県外営業戦略は、わたしの読み通り、売上も順調に伸び、現在は5億円まで伸びています。
県外の売上は全体売上の7%くらいしかなかったですが、現在は25%までに。
県外営業戦略が陽の目をみたので、立案した私としては、企画者冥利というところでしょうか。
クビになったS社幹部から「伊敷さん、今後も色々協力してください」と言われました。(笑)
会社をクビになった時は、経済的、精神的にも苦しかったのですが
「覚悟をする」ことの大切さを実体験として学ぶことができました。
覚悟すると自分を俯瞰してみれるようになります。
会社をクビになれば個人的恨みをもっても不思議はないのですが
自分を俯瞰してみれるようになると、個人的恨みもみみっちぃことと映ります。
クビになった数年後、S社の経営が苦しいと聞き、S社と取引が中断している知合いの卸会社B社との仲介をしました。
ようするに、私が間に入って手打ちをしたわけです。
S社も、卸会社B社も数千万円の売上が確保できる、双方にとって悪くない話です。
もちろん私はノーギャラです。
卸会社B社社長から「伊敷は、マゾなのか?」と揶揄されました。(笑)
自分は、マゾというより、どちらかというとサド。
身を捨てる覚悟が出来たことで、自分を客観的にみれ、個人的恨みもけち臭く見えます。
しみったれた個人的恨みを抱えてもっていても、何の得にもなりません。
私の様に「クビになる覚悟を持て!」までは強要はしませんが、
身を捨てて、覚悟することで、客観的に自分の姿が観えてきます。
いいね!


Posted by 伊敷豊 at 12:41│Comments(0)
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