2012年03月30日

琴線は金銭になる

琴線は金銭になる

昨年から依頼されたセミナーをやっと3月に実施することができました。

セミナーは一過性で終わるので、セミナーの講師をするのはあまり好きでないのですが。

今回、ある企業倶楽部の連続セミナーの一つしてやらせてもらいました。
経営者など様々な業種業態の方が約40人くらい集まっていました。

セミナーのタイトルは「経営と琴線」


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経営と琴線というと、何か結びつかない様な話と思われるのかもしれません。
実際に、セミナー受講者も戸惑っているようでした。

琴線という言葉自体、なかなか日常で使いませんので、「琴線???」という感じでした。

「琴線」と似たような言葉で、「心理」があります。
似たような言葉ですが、立ち位置が違います。

「心理」は、「心の動き。意識の状態または現象。行動によって捉えられる心的過程をも指す」※広辞苑より

「心理」は、「行動という現象にともなう心の過程」で、「表層のわかりやすい心の動き、現象理解」とも言えます。

「琴線」は、広辞苑で引くと「感じやすい心情。心の奥底に秘められた、感動し共鳴する微妙な心情」。

「琴線」は、「その人自身の共鳴する深遠な心の動き」で、「その人そのものの理解」が前提にあります。

「心の現象そのものの理解」と「その人そのものの理解」では、まったく立ち位置が違うのです。

心理を理解するためには、現象と関連付ければ良いわけで結構簡単です。

琴線を理解するためには、その人そのもの、つまりその人の人生を理解、あるはその人の人生と真摯に向き合うことが必要です。

自分自身に向き合うことのできない人には、表層的な視点でしか観ることができない人には、琴線は理解できないということです。

心理分析は、表層的なのでデータ化し誰でもできますが、琴線は、誰でもできません。

琴線と経営には深い関わり合いがあり、日本的経営の源泉は「琴線」と言っても過言でもありません。

日本流経営の原点には、琴線があり、琴線が読めなければ日本的経営はできません。

セミナー受講者でも、「琴線」を知らない方が多くいました。
つまり、日本的経営がなされていないことがわかります。

琴線を読める人は、心理分析など簡単にできます。

経営、ビジネスにも応用できます。

例えば、消費者の心理分析が出来れば、売れる商品、サービスを開発することができます。
経営では、社員の心理が読めれば、人材育成もできます。

「琴線を読むことができる人」になると、人材育成から商品開発までオールマイティーに能力を発揮できます。

では、「どうすれば琴線が読めるようになるのか?」

琴線を読めるようになるにはどうすべきか。

それは、「内観」することです。

内観することで、琴線が読めるようになるのです。

セミナー受講者から「内観するには、自分に向き合い為にはどうしたらいいのか」と質問されました。

「素直になることです」と答えました。

内観するには、素直にならないといけません。
素直でない人は、自分に向き合うことはできません。

素直でない人は、自分に向き合っていないので、すべて他人のせいにします。
社会、他人を批判します。
斜に構え、知ったかぶりで批評します。

「自分が不幸なのは、誰々のせいだ」
「自分が不幸なのは、社会が悪い」

自分が要因であることを知らないということは、不幸なことです。
いくら他人のせいにしようとも、結果的に自分に帰ってくることを本人は知りません。
かわいそうな人と言ってもいいのかもしれません。

素直だから、自分に向き合い、「なぜ」と問い続け、結果的に琴線が読める様になるのです。

つまり、琴線が読める経営者がいれば、琴線が読める社員が育ち、その会社は、どのような事態においても問題解決ができます。

経営的に視点でみると結果的に儲けている、成功する会社になるわけです。
結果的に琴線は金銭になるわけです。

素直な経営者、社員のいる企業はとても風通しがよく、わかりやすい経営になります。

その様な空気が流れている会社で働きたいと思うのは私だけでしょうか。



「素直」と「単純」は違いますので、誤解のないようにお願いします。
素直な人は、自分の鎧を脱いで、清濁を受け入れ向き合うことができる人です。
単純な人は、自分の鎧を着たまま、コピー&ペーストを繰り返す人です。

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