2005年06月05日

●●●専用

「朝っさ〜」


所ジョージさんのインパクトのあるコマーシャル。

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アサヒ朝専用ワンダ「モーニングショット」をご存知だろうか?
最近はボケキャラの小倉優子さんがコマーシャルにでてきますが。

そのコマーシャルが放映された02年。




「やられた」と思いました。(;一_一)


というか、
業界の人は「してやられた」と思ったに違いありません。





だって「朝専用コーヒー」です。




最初は「朝専用ってあるんかいなぁ」とさすがに思いましたが、
インパクトは強いですよね。

で、ちゃんと売れているのです。


これが。

2002年10月2日発売後、一週間で100万箱を突破し、02年400万箱を超える。
1箱30本換算で約1億2000万本。
日本人全員が飲んだ換算。






統計データーを見ていませんが
缶コーヒーって朝の需要が高い商品ですよね。


アサヒ飲料のニュースリリースにも
「最も飲用される時間帯である午前中に、『朝の気つけの一杯』をショット感覚でお楽しみいただく缶コーヒー」と書かれている。




コーヒーって
「モーニングコーヒー」っていいますけど
「ランチコーヒー」「イブニングコーヒー」って言いません。


「コーヒー」イコール「朝」にイメージを絞ったことで
朝の缶コーヒーイコール「モーニングショット」に確立できたのではないでしょうか。

缶コーヒーの差別化は、豆とか、焙煎方法とか、
いろいろ各メーカーいろいろやっていましたが


「時間」での差別化を打ち出した商品はなかった。






メーカーは、どちらかというと味とかを強調したいとおもうものですが、
飲むシーンから割り出した、コンセプトワークは見事というしかない。


販売促進も「朝」にテーマに展開した。

非常にマーケティング戦略が優れています。

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「ネーミングだけで売上が変わるのか?」
疑問をもたれている方は
マーケティングが分からない人です。




売れなかった靴下を「通勤快足」として爆発的に売れた話は有名だが
売れなかったネーミングはご存知でしょうか?

「フレッシュライフ」です。


「フレッシッライフ」じゃ印象に残らないし、
第一、売れないですよね。

でも、悲しいかな、
大概の企業は「フレッシッライフ」と同じようなネーミングをつけてしまう。(T_T)



印象に残らなければ、
手にとってもらえないことが分からない人が多い。




同じ缶コーヒーなのに、
「朝専用」と付けただけなのに売れるのです。





「○○専用」とつけるだけで見方が
がらりと変わり
売れるかもしれません。




「モーニングショット」のように、
製法とか企業・業界の都合ではなく、



消費者の缶コーヒーを飲むシーン、時間軸に視点を置くことで、
商品イメージが明確になることが多々あります。





既存商品であっても見方を変えることで、
商品イメージを大きく切替え、売上を上げることは可能です。


それには、優れたコンセプトワークが必要ですが…。







オンリーワンコンサルタント 伊敷豊


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