2005年06月04日
判断力は「自ら考えること」
結構以前ですが、
テレビ番組で平尾誠二元ラグビー日本代表監督と
岡田武史元日本サッカー代表監督の対談がとても示唆に富み面白かった。

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その中で、フィオレンティナで活躍する
中田英寿選手に対する評価は興味深かいものがありました。
「中田選手は、シュート、脚力、体格にしても能力は並であるが、
『判断力』は飛び抜けているものをもっている」
というのが二人の一致した評価でした。
中田選手がシュート、脚力が
並み選手であるというのは意外でした。
司令塔として海外で高く評価されている選手だけに、
頭の良い選手ということはわかります。
頭脳だけではなくて、身体能力、センス全てにおいて、
サッカー選手としてずば抜けているものを持っているのだろうと思っていたのですが、
違っていました。
中田選手は司令塔としての役割とキラーパスがよく
マスメディアでも取り上げられ高く評価されています。
彼が頭脳プレーをすることは、試合や報道からよく分かりますが、
中田選手のいったい何が優れているのかがわからなかった。
平尾、岡田両氏が「判断力」と指摘したことにより、
疑問点が氷解したのです。
中田選手は自分自身がサッカーセンスや身体能力は並みであることを
十分に認識していたのでしょう。
そして自分の能力を活かすためにどうするか「自ら考えた」。
並みの身体能力を補うために「判断力」を磨ぎ澄ませ武器にしたのです。
彼が世界で活躍できるのは
「精度の高い判断力」があるからだということです。
つまり「自ら考える」ことで
中田選手は世界で活躍できるのです。
彼の姿勢、あるいは生き方は、
これからの日本人のあるべき姿を示唆しているではないでしょうか。
外国人より日本人の「判断力」が劣るというのが私の仮説です。
外国人というより、世界に通用しない「判断力」しかない。
では、なぜ判断力が劣るようになったのでしょうか。
日本人が外国人より「判断力」が劣るのは
日本人が「自ら考える」ことをしなくなったからだとおもいます。
「日本人は考えてない」というと
「考えない人はいない」と反論する人は多いと思います。
「考える」というのは、ただ漠然と物事を「考える」ことではありません。
与えられた課題について「考える」とは誰でもできます。

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それは「考える」というより
「解く」あるいは「さばく」という表現が適切でしょう。
日本人は与えられた問題を「さばく」「解く」という部分では能力を発揮します。
日本の学校教育が、問題を「さばく」「解く」能力を高めたのです。
それが、戦後日本経済成長をしてきた原動力になったのは間違いありません。
それを否定するものではありません。
「判断力」は突き詰めれば、
「自ら考える」ことに行き着きます。
精度の高い判断力は、冷静な状況の分析ができるか、否かにかかっている。
独自の判断力が試されるのです。
自身で問題点を分析し、本質を掘り下げる必要があるのです。
正確に掴み取ることができれば精度の高い判断ができるのです。
そのためにも「自ら考える」ことが大切なのです。
オンリーワンコンサルタント 伊敷豊
Posted by 伊敷豊 at 18:54│Comments(0)
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