2011年09月20日

ジュンク堂に「日本の流儀」が並びました。

ジュンク堂に「日本の流儀」が並びました。

私の4冊目となる本「日本の流儀」を出版しました。

9月16日(金)からジュンク堂那覇店・店頭に並び販売されています。

ベストセラーになった「沖縄のオンリーワン企業」は、企業紹介が中心でしたが
今回出版した「日本の流儀」は、日本流経営、マーケティングの原点と、
これまでの私のコンサル事例をまとめた書きおろしです。

「日本の流儀」の本文に登場する黒川温泉の後藤氏とは面識があり、感謝のお電話をいただきました。

「マエカワはなぜ跳ぶのか」の著者であり前川製作所会長・前川氏とは面識はないのですが、
本書を謹呈したところ、スイスからわざわざ感謝お手紙をいただきました。

偉い人は、偉ぶらないですし心が広く謙虚です。

まさに、日本流経営者であり、日本流マーケターだと改めて感じました。



「日本の流儀」は、日本流とは何か?という問いから始まりました。

そこで発見したのが、世界初のマーケティングを始めた三井高利です。
※私が知らなかっただけですが(笑)でもほとんど人が知らないと思います。


「マーケティングは日本が発祥」で、
世界ではじめてマーケティングをしたのが越後屋であり、三井高利(三井財閥の家祖)なのです。

「マーケティング発祥の地は日本だった」その事実を知る人はマーケティンに携わっている人でも少ない。
ある出版社のマーケティング辞書にも越後屋のこととか、三井高利のことを書いている記述はありませんでした。



マーケティングは欧米から輸入されたもので、
権威として有名なドラッカー、コトラーが連想されます。

マーケティングの元祖は、江戸時代に越後屋を創業した三井高利だと、ドラッカーが認めた事実もあまり知られていません。

マーケティングの元祖・三井高利を調べていくと、
単に斬新なビジネスモデルを打ち出しマーケティング革命を江戸時代で起こしただけなく、
日本流経営の源流だったのです。

あのP・F・ドラッカーも日本がマーケティング発祥の地であることを認めています。
その事実は、マーケティングをしている人でも知らないとおもいます。


日本流とは? というと「終身雇用」「年功序列」と答えがちですが、
本質的な答えではなく、なかなか答えらしい概念がありませんでした。

三井高利と、高利を生んだ江戸を調べていくと、
日本流経営、日本流マーケティングの根本が明確に分かったのです。

私もマーケティングコンサルタントになって、10年になりますが、
欧米流とは違うマーケティング手法でしたが、それが何かということを体系化出来ていませんでした。

本書を書きおろしながら、日本流とは何か?がはっきりとしました。

自分がこれまで実践したマーケティングコンサル事例は、やはり日本流でした。
実践した日本流マーケティング事例も紹介しています。



ジュンク堂には、ビジネスコーナー(経営か、マーケティング)、沖縄コーナーに置いています。

今月中には、ビジネスコーナーがある大型書店(那覇など市街地の書店)の店頭には並ぶとおもいます。
(沖縄教販さんのルート)





「日本の流儀」

~不況に強い日本流経営~

~ドラッカーも認めた世界初天才マーケター三井高利~
~三百年前からCSR先進国だった日本~

ジュンク堂に「日本の流儀」が並びました。
ジュンク堂に「日本の流儀」が並びました。


◆もくじ

はじめに……11
三井高利、石田梅岩からの伝言……11
日本の流儀……18
本書の構成……26

第1部 日本の流儀  31

第1章 日本流の源流は、江戸にあり……32
1.「琴線を読む」 日本流マーケティング……32
2.分かりやすい欧米流、変幻自在な日本流……35

第2章 日本流は、「真理と心理(琴線)の探究と実践」  38
1.琴線を読む日本流マーケティングの元祖高利……38
2.琴線を読みスーパーカブを開発した天才技術者・本田宗一郎……42
3.定点観察で観光客の琴線の変化に気付いた後藤哲也……45
4.ガイドで琴線が読めるようになり、日本一になった旭山動物園……50

第3章 セブン‐イレブン鈴木流は日本流  54
1.心理学を学んだセブン‐イレブン鈴木敏文……54
2.日本流マーケタ―だからできたコンビニビジネス創出……56
3.ドミナント出店で、好感度がアップし売上が増加する顧客心理……60
4.目線はお客さんの興味……62
5.宅配便は、便利のようで便利ではない……64
6.三井高利と鈴木敏文、天才マーケタ―の共通点……66

第4章 世界初天才マーケタ―三井高利、日本流マーケティングの原点  69
1.巨大市場、市場経済システムの発達で江戸ドリームが起きる……69
2.母・殊法から商人心得、哲学を学んだ高利……71
3.宇宙人と思われた三井高利……75
4.世界初天才マーケタ―三井高利の販売戦略……79
(1) 世界初・広告効果測定と広告戦略……80
(2) 日本初の販売促進グッズ……82
(3) 諸国商人売り……84
(4) 店前売り(現金販売、安価、品揃え、資金繰り)……84
(5) 反物の切売り……85
(6) 分業制……86
(7) 仕立販売……86
(8) 在庫一掃セール……87
(9) 日本初のバイヤー……88
(10) 日本初マーチャンダイザー……89
(11) メーカーと直取引……89
(12) 呉服店、綿専門店に分けブランド戦略……90
(13) 賑わいで店舗演出……90
5.嫉妬された才能、天才マーケタ―高利の苦悩……92
(1) 縮緬事件……93
(2) 便所事件……93
(3) 脅迫文事件……94
(4) 悪質デマ事件……94
6.日本流マーケタ―高利の目利き人材育成……95
7.自律自在人であった高利……100

第5章 高利以外にもいた江戸の日本流マーケタ―  103

1.消費者の見栄見抜き、 豪華な蚊帳に仕立てた西川甚五郎……103
2.ウナギを食べる日を作った平賀源内の感性……108

第6章 国際的で自由だった江戸  114
1.鎖国は外交政策であり、国際化への第一歩だった……114
2.江戸で完成された商道徳、日本はCSR元祖の先進国……118
3.「富の主人はお客様」世界に先駆けた石田梅岩のCSR……124
4.江戸時代に表われた「和」「公」「持続」日本流経営の原型……130
5.倫理・道徳爆発で非言語コミュニケーション社会になった江戸……132
6.言語、超言語、二重構造の日本語は、非言語的能力を高める……134
7.内観が非言語(超言語)的能力、公心を高めた……136

第7章 無我の境地、宇宙意志が降り発見、発明が起きる  139
1.欧米流CSRが蔓延する日本の危機……139
2.非言語コミュニケーションが劣化した日本人……141
3.非言語コミュニケーション能力を脳の奥にしまい込んでいる……144
4.内観が非言語的能力を呼び起こす……146
5.日本流は人を信じ、直観を大切にする……152

第8章 日本流が世界のビジネスシーンを変える  157
1.奉公人を大事にする江戸商人を受け継いだ「終身雇用」「年功序列」……157
2.日本的経営の背景にある道徳観……160
3.日本流経営者は、高尚な理想を掲げた自律自在な人……164
4.「信じる」ことが暗黙知経営を醸成する……168


第2部 日本流マーケティング実践編「商いは的のごとし」  173

第1章 琴線を読む力をつける方法  174
1.「商いは的のごとし」琴線を読む日本流マーケティング……174
2.琴線・心理メカニズムを理解すれば売れることは簡単……179
(1) 観察し続け、売れる理由をつかむ……183
(2) 問い続けることで感性は磨かれる……185
(3) 判断し続けることで、直観で判断できる……189
(4) 素直に観て、単純化すると本質を洞察できる……193
(5) 仮説力で未来は読める……195
3.意識下で、外部から影響を受け意思決定する……198
4.メーカー1割に「人をコントロールできる」キーパーソンがいる……200

第2章 琴線の法則「視線の法則」  204
1.目線、 視線はお客さんの興味……204
2.死角を取除き、動線を変えて売上アップ……210

第3章 琴線の法則「量の法則」  214
1.情報量を増やせば購買行動が起きやすくなる……214
2.大手企業であればヒットは容易い……216
3.寝ていた8千人の顧客名簿を活かし地元客増に……221
4.無名ワインを2ヵ月で1万5千本売る……226
5.老舗店舗を新規顧客獲得しV字回復……231

第4章 琴線の法則「安心の法則」  238
1.知らぬ間に、知人友人から商品を買っている……238
2.『美味しんぼ』で気づいた消費者心理を応用し売上アップ……242
3.叩売りバリの賑わい演出で、安心感醸成し、集客売上アップ……247

第5章 琴線の法則「分かりやすさの法則」  251
1.分かりやすさは、心理的距離を縮める……251
2.分かりやすく黒糖専門店を提案。1年目、売場7坪で数千万円……254

第6章 琴線の法則「利他の法則」  257
1.利他で信用を醸成し、お客さんが営業マンになる……257
2.アポが取れない顧客。心理分析でアポが取れファンに……260
3.営業改革で売上回復、経営危機から創業初単年度黒字に……265
4.競合商品と一緒に売る企画を持ち込み、記録的売上……268
5.日本初、トイレキレイ!コンテスト、手作り運営で人材育成も……270
6.顧客の売上を2倍にする企画を提案し取引先が信頼増進……273

第7章 琴線の法則「場の法則」  277
1.10円単位が1000円単位になる「場」の不思議……277
2.値上げし年間1万個販売した、主婦が作る島ゼリー……278

第8章 市場開発の法則「△の法則」  283
1.落書や軽犯罪を取り締まり犯罪減少……283
2.ヤマザキパン、フルライン価格戦略で売上アップとブランド維持……286
3.地元向け稼ぐ商品開発で不況回避……289

第9章 売れる商品開発の法則「セレンディピティの法則」  294
1.概念化し、外部刺激を受け昇華されるのが創造的商品……294
2.黒酢商品をヒントに、日本初の果実入りもろみ酢開発……297

第10章 人材育成の法則  301
1.琴線を読めない経営者・幹部に、人材育成はできない……301
2.「分かるだろう」が新入社員をダメにする……303
3.営業事務から潜在能力を開花させた営業幹部……305
4.指導する人の心理状態を理解し指導することで伸びる人材……307

あとがき……310
日本流の原点「江戸」を温故知新する……310
年を重ねた知恵を活かす日本流……312
「社員は幸せか」が日本流経営の極致……314




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この記事へのコメント
第四弾おめでとうございます!
日本が発祥の地とは知りませんでした
流石伊敷さんですね
Posted by のののののの at 2011年09月20日 18:54
ありがとうございます。

江戸時代のことを調べていくと面白い発見がありました。

日本はマーケティング先進地だからこそ
日本のサービスは、特異な進化をしたという事実を本書を書き下ろすことで改めて認識しました。
Posted by 伊敷豊 at 2011年09月20日 22:36
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