2007年08月21日

本業以外

本業以外

北海道のお菓子と言えば「白い恋人」

千歳空港では1日に5000箱売れるといわれ
北海道を代表する銘菓です。

その「白い恋人」を製造販売しているのが石屋製菓。

「賞味期限改ざん」が問題になっています。

本業以外何とかなるさ~よつば

賞味期限は、「製造者が安全性や味・風味等の品質が維持されると保証する期限」で
製造者であるメーカーが任意で決定します。

品質保証といっていいでしょう。

石屋製菓では、11年前から賞味期限を4ヶ月~6ヶ月と幅を持たせて表示していたようです。
そのことは社長の許可の下で実施されていました。

通常は4ヶ月で、大量生産する夏場には
在庫調整しやすいように6ヶ月にしていたとのこと。

賞味期限は「製造者が安全性や味・風味等の品質が維持されると保証する期限」を
消費者に約束するものですが、

厳しいようですが
石屋製菓は
消費者側ではなく
企業側の論理で考えていた、ということになります。

食品関係からみると
ニュースで注目されている賞味期限よりも
深刻な問題は
「アイスクリームから検出されて大腸菌郡」や
「バームクーヘンから検出されたブドウ球菌」です。

衛生管理の甘さが菌発生の事故につながったわけです。

報道された後、大腸菌郡、ブドウ球菌が検出された事実を認めたことは
食の安心安全を逸脱したあるまじき行為で

食品メーカーの姿勢として残念としかいえません。


石屋製菓・石水勲社長の会見で印象に残ったのが
「本業以外が多忙で、現場を把握できていなかった」というような発言。

石屋製菓は、J2札幌コンサドーレのメインスポンサーで
石水氏が誘致しました。
その他、石水氏は商工会議所の公的役職にもついており多忙だったようです。

そのように書くと石水氏が特別で
本業以外で多忙だったからと、思われるかもしれません。

しかし、石水社長のような「本業以外で忙しい社長」が多いのも事実。

「忙しい」という社長は多い。

本業が忙しいのではなく
石水社長のように本業以外で多忙なのです。

本業と関係ない新規事業拡大や
社会活動に精を出す社長があまりにも多い。

本業がおろそかになると現場に足が向かなくなります。

「現場、お客さんが第一」といいながら
現場に足を運んでいない社長。

「現場把握は、現場担当のスタッフがやるのも」
「経営者はマネジメントだけやればいい」

と現場から離れることがマネジメントだと勘違いしている社長。


数億、数十億規模の小規模企業が
大企業と同じようなマネジメントしては
どうでしょうか?

本業が大事だと考えるならば
現場を大切にするはずです。

本業=現場=お客様という図式をしっかり認識すべきだとおもいます。


今回の石屋製菓の事件は
決して対岸の火事でなく

「社長が本業以外に忙しい企業」に起きる確立は高いのです。


本業以外ありがとう!よつば



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