2008年03月27日

「表現すべきこと」を引き出す仕事

「表現すべきこと」を引き出す仕事

音楽プロデューサーの武部聡志さん

松任谷由美、今井美樹、一青窈など
30年にわたり、作曲、編曲、プロデュースなど2000曲以上を手掛けてきた名伯楽です。

「表現すべきこと」を引き出す仕事ありがとう!よつば

アーティストとプロデューサー。

そもそもプロデューサーって必要なのか?

アーティストだから、本人が表現したいものを作ればいいんじゃないか?と
そう思う人も多いとおもいます。


でも、アーティスト自身が作りたいのは、自己満足する作品です。
マスターベーションにすぎません。

まぐれで、売れるかもしれませんが、売れる確率は低い。

売れる確率を高めるために、
その人の能力を売れるように引き出すプロデューサーがいるのです。

これは、商品デザインをするときも同じです。

作りたいモノと、売れるモノには、雲泥の差があります。

売れるモノをつくるのがプロデューサーの仕事なのです。

モノもサービスも同じ。



売れるようにするには簡単です。
ただし、長く売れるようにするにはセオリーがあります。

淵源、根源が大事になってきます。

「アーティストの血を形にする」と武部さん。

生い立ちから始まり、
アーティストの内なるものを見つめる。

アーティストの淵源、根源をしっかり見極め
その人の「表現すべきこと」を引き出していくのです。

根のないものは、仮に表現できたとしても架空であり
長く続きません。



時代におもねるのではなく、淵源、根源をしっかり見つめ
その表現をしっかりしていけばいいです。

アーティスト自身も、自分の根源を俯瞰して見つめることが
なかなかそれが出来ないから、
武部さんのような、しっかり向き合うプロデューサーが必要なんですね。


「表現すべきこと」を引き出す仕事ありがとう!よつば



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