2010年12月22日

ピザハウス本店が立ち退きで閉店

ピザハウス本店が立ち退きで閉店


あのピザハウス本店が閉店します。

ピザハウスは1958年に、沖縄市に開店しました。
1959年に宜野湾市大山に店舗を移転し
更に、1988年に浦添市城間の旧米国領事館跡に移転しました。

私が、はじめてピザハウスの行ったのが大山の店舗時代です。

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ピザハウス本店が立ち退きで閉店

ピザハウス本店が立ち退きで閉店


20代前半当時の私は、お金もなく食べ歩くこともなく
そういう店があることも知りませんでした。

「おいしいピザを食べに行こう」と某大手広告代理店関係者に連れられていきました。

少し薄暗い店舗にはぎっしりとお客さんであふれ、
アメリカナイズされた独特の雰囲気はゾクゾクする感じがしました。

出されたピザは生地が薄く、チーズとのバランスが抜群で
「美味しい」と連発したことを記憶しています。

旧米国領事館跡に店舗移転した後も
年に何度か食事をしていますが、本土の友人を連れていくと
アメリカナイズされた異国情緒あふれる店内や美味しいメニューに感動しきりでした。


因みに、創業者である会長の伊田耕三さんが、沖縄市の当時の店舗で
沖縄ではじめてタコスなどメキシコ料理を始めたのをご存じですか?

メキシコ料理が沖縄市や中部地域で定着しているのは、そういう理由があったのです。

伊田さんがいなければ、タコスなどメキシコ料理やピザが
沖縄で浸透するまでもっと時間がかかったでしょう。

伊田さんは沖縄外食産業の草分けであり、
その功績はもっと称えられるべきだと思います。





ドルを使っていた昭和世代の僕らおじさん達にとっては、
ピザハウスは良きアメリカの香りに触れた思い出深い場所でもあります。

そのピザハウス本店(浦添市城間)レストランが立退で閉店することになりました。

12月いっぱいまでとのこと。
立ち退きで閉店することが口コミで広がり、予約が取れない状態だとか。

キャンセル待ち状態ですが、思い出に行ってみてはいかがでしょうか?


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